i-Mage.ブログ 【Vol.0070】です。
前回のブログでは、まずは、電力の自由化による契約先見直しの情報収集の必要性を書かせてもらいました。
前回ブログは、コチラ → http://wp.me/p6GRmZ-cf
対象地域かどうか、現在の使用量で料金が下がるかなど、確認が取れたことと思います。
ただ、実際には、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が入ってきますので、あくまでの現時点での比較となります。
さて、いよいよ今回の本題です。
毎月届く、「電気ご使用量のお知らせ」ですが、普段は、「ご請求予定額」を見るくらいだったのではないでしょうか。
今回の電力の自由化により、ご使用量と、基本料金及び電力量料金の料金単価を確認されたのではないでしょうか。
電力量料金は、使用量に応じてですので、使用量を削減することにより削減することができます。
では、基本料金は?
ご契約容量により決まっていて、使用量を削減しても一定です。
因みに、動力を全く使わないときは、基本料金が半額になるようですが、空調機などでは、本体の電源オフだけでは、通電するものもありますので、ブレーカーを落とす方が良いです。(次に動かす時は、稼働まで時間がかかりますのでご注意)
この基本料金を下げられないか?
つまり、契約容量を下げられないかということですが、コレってどうやってきまっているのでしょうか。
現在、電力会社では、契約の定め方として「負荷設備契約」と「主開閉器契約」の2つを用意し契約容量を定めています。
(中部電力は、「しゃ断器(動力用SB)契約」も用意)
「負荷設備契約」は、設備の総容量をベースにしているのに対し、「主開閉器契約」は、家庭用同様ブレーカーにより契約容量が着増します。
常に全部の機器を使用している場合は、負荷設備契約にしないと、ブレーカーが落ちてしまい、仕事にならない、機械が途中で止まり危険だということが考えられます。
が、もし、
機械を何台も所有しているが、一度にすべてをフル稼働させない。
電気料金のほとんどが基本料金だ。
このような場合は、この契約容量の見直しは有効だと考えます。
この見直し方法は、そもそも今どちらの決め方をしているのか?
これは、まずは、電力会社や電気工事をしてもらっている電気工事事業者に確認してみると良いです。
実は、かなりの割合で、「負荷設備契約」になっています。
まったく、機械を同時に動かすことが無ければ簡単ですが、それでも同時に稼働することがある場合は、どうすれば良いでしょうか?
今回は少々長くなりましたので、これについては次回書かせてもらいます。
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