電力会社の9月度の燃料費調整単価が出ました。
やはり、上昇傾向は続いています。
今年の猛暑は凄まじいのですが、
ここ数年の天候を見ても
異常気象と言っていいのか
これが長期的に見ると
普通の状態になってしまったのかとも
思えてしまいます。
このような状況下では、
エアコンを使うなという事業者は無いと思います。
夏場の7~9月は、夏季料金が設定され、
電気料金が割高になり、
エアコン使用量が増加することにより
例年電気料金の高い時期となります。
エアコンの使用抑制や
設定温度を高めにするなどで
電気料金削減対策を行っている事業所さん、
まだ対策があります!
9月度の前年との単価比較ですが、
低圧契約で、1.16円の増加(107.5%)
業務用電力契約で、1.11円の増加(109.1%)
となっています。
この単価は、
使用した量に対して乗算する、従量料単価です。
電気代には、この他に契約料金がありますが、
ピークカット対策をしないで、
デマンドオーバーしてしまうと、
向こう1年間の契約(基本)料金が高いままになってしましますね。
電気代抑制の対処は、
大きく2つあります。
まずは、契約の見直し。
新メニューや別メニューへの切り替えや
新電力の切り替えによって削減できる場合があります。
もう一つは、
省エネ・節電対策です。
これにより、使用量抑制、ピークカットを行います。
来年には、消費税率引き上げが待ち構えています。
その前に対処していくことが重要です。
業務用の空調機や冷凍・冷蔵機の省エネ、
屋内からの排熱防止、
直射日光、輻射熱防止など
まだまだ対策できることはあります。
デマンドオーバーしてしまった事業所さん、
やるのは今です!
i-Mage.ブログ【Vol.0280】でした。
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