エアコンが効かない
暖房が暖かくならない
など
北国ではあまり聞かれない
ことかもしれませんが、
温暖な地域では
その対応もなかなか
できていないかもしれません。
とある飲食店に入りましたが、
なかなか冷え込んでいました。
サーモグラフィーカメラで
撮影したところ
一目瞭然ですね。
暖房稼働をしているエアコン
風向きは並行です。
どうみても断熱材が
入っていない建物と
窓も昔ながら
雰囲気が良いというのは
ちょっと横に置いておきます。
天井を暖めている
画像を見て分かるのは
天井近くの部屋の上部のみ
暖めているのが分かります。
熱の対流
熱には対流する特徴があります。
温度差によって
おきるものですが、
温度が上昇し膨張することで
密度が小さく軽くなり
上昇
そこへ、
周囲の冷たく密度の大きい
重い部分が流れ込むことで
循環が生じる
というものです。
断熱
周りが
断熱されていると
対流が生じながら
部屋の中全体が
暖められることになります。
そう、
まずは、
最初から風向きが上側
そして、
断熱されていないことで
対流が発生していません。
風向きを考える
建物を断熱するのは
色々と大変です。
断熱効果のかるカーテン等を
使用することで
対応することも可能ですが、
そこは雰囲気を大切にしたい
場所ではなかなか・・・
エアコンの風向き
対流を起こすためには、
エアコンの風の向きを
下側にして、
(顔に当たらないように)
対流を促す方法があります。
風をエアコンに向ける
敢えて、
サーキュレーター等を使い、
風をエアコンの吹出し口に向け
エアコンの風を撹拌する
という方法もあります。
今回の
サーモグラフィーの写真では、
吹出し温度が高いのが
分かります。
(業務用)パッケージエアコンでは
この吹出し温度が低下し
結果、暖房が効かない
というケースもあります。
冷媒リアクターパイプTOP-Ecoは
この吹出し温度の改善を行い、
効きを良くして稼働時間を短縮
電気代削減
温室効果ガス削減
i-Mage.ブログ【Vol.0362】でした。