暑さ対策で大事なことは、熱を室内に入れないこと。室内の快適さと省エネを両立させるためには、室内と屋外の熱移動をさせないこと。

2024年の夏も35℃を超える猛暑日が連日続きました。
9月も中旬となった今もまだまだ暑い日が続きます。
昨年は観測史上一番暑い一年でしたが、今年もという感じです。

来年以降も最早異常ではなく、これが正常の夏という状態になるかもしれませんね。

暑い!
となると、熱中症が心配されますが、
そこまでの症状にならなくても、色々な作業も捗らないということがありませんか?
テレビで、ある研究では、脳の活性化は23℃が適していると紹介されていました。(出展元不明)

睡眠不足や食欲不振にも繋がります。
生産性が落ちるのは、私個人の作業でも実感しています。

暑さ対策で大事なのことは、熱を侵入させない「日射遮蔽」

2重窓は効果がありそうですが、熱を逃がさない効果は大きいのですが、熱の侵入はしてしまいます。
一度、熱を侵入させてしまうと、逆に熱を逃がさないため、換気等で熱を出す工夫が必要になってきます。

庇や樹木等の活用ができればベストですが、なかなか簡単ではありません。

日除けシート、すだれ、よしず、緑のカーテン等は比較的簡単かもしれませんが、手間がかかります。
台風等、風が強い時には片付け、劣化したときは廃棄

シャッターや雨戸を閉め切るという手もありますが、窓本来の機能を犠牲にします。

室内に、カーテンやブラインドを設置するのも、一定の効果はありますが、
室内に熱を入れてしまっています。
経年劣化があること、お手入れも結構手間がかかります。

遮熱シートがありますが、どうしても色が濃いタイプが遮熱性が高くなります。
ただ、遮熱は熱の反射+熱を溜めることで行うため、窓ガラスが熱くなります。
そのため、熱割れという、熱による膨張・伸縮でガラスが割れてしまうということが発生することがあります。
遮熱性が高いとその可能性も高くなるということに要注意です。網入りガラスはほぼ使えません。

夏場も最高気温は、気象庁の観測点では12時~13時頃に記録することが多いのですが、
少し陽が西に傾き出し西日となった頃が暑くなってくるのではないでしょうか。
しかも、西日は角度が付きますので、室内にも入ってきます。

暑さ対策窓ガラス

近年の新築戸建住宅

近年の新築戸建住宅では、省エネ住宅がもう当たり前となってきました。

省エネ住宅とは、

我が国の家庭のエネルギー消費において、約30%を占めているのが暖冷房です。省エネ性能の高い住宅とは、この暖冷房のエネルギー消費を抑えることのできる住宅です。

冬においては、室内の温かい空気が逃げないこと、夏においては、室外からの熱が室内に侵入しないことで、少ない暖冷房エネルギーで快適に過ごすことができるようになります。そのために重要なのが、冬に熱を逃がさない「断熱」と、夏に熱を侵入させない「日射遮蔽」です。
省エネルギー住宅は、エネルギー消費を抑えるだけではありません。「断熱」と「日射遮蔽」により、冬は「部屋の中の暖かい空気が逃げず、部屋内や部屋間の室温がほぼ均一の家」「北側の風呂もトイレも寒くなく、結露もしない家」、夏は「室外からの熱気が入らずに涼しい家」「小型のエアコンでも良く効き、朝・夕は風通しの良い家」が実現できます。つまり、「省エネルギー住宅」=「快適な住宅」であるといえます。

経済産業省資源エネルギー庁省エネポータルサイト

このため、近年では約8割の新築戸建住宅に窓ガラスとして、Low-E複層ガラス(エコガラス)が採用されています。

ただ、既設住宅や事務所、工場、倉庫では、費用面からもまだまだ対応が取られていないのが現状です。

この、Low-Eガラスも、断熱型と遮熱型がありますので、どこにどのタイプを使うのかは考えた方が良いです。

窓ガラス遮熱コーティング

「断熱」と「日射遮蔽」を合わせた効果を持ち、殆どのガラスに施工可能なものが「窓ガラス遮熱コーティング」です。

Low-Eガラスに対して施工しても、相乗効果を発揮します。

事務所、工場、倉庫等の窓ガラスは、ブラインドだけというところが非常に多いのですが、暑さ・寒さ対応としては不十分、エアコン使用による電気料金等の上昇も気になるところです。

窓ガラスにコーティングすることで、快適性・省エネ性を向上させませんか?

業務用エアコン、冷凍機の省エネのことなら
当社株式会社i-Mage.まで、お気軽にお問い合わせください


i-Mage.ブログ【Vol.0489】でした。

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