暑さ寒さも彼岸まで!エアコンのカビ対策には、冷房シーズンの終わり方が大事です。そのままスイッチオフではまずい理由

“暑さ寒さも彼岸まで”とはホント良く言ったものです。

今年の連日の暑さは、史上最も暑かった昨年に続き
もう異常続きでした。
これは10月に入っても続くのでは?と思っていましたが
彼岸入りとともに気温も下がり、浜松市では最低気温が25℃を下回ってきました。
最高気温が少し位高くても最低気温が25℃を下回ってくると
かなり過ごしやすくなるというのが私個人の感覚ではあります。

エアコンのカビ対策 冷房運転終了時が大事!

エアコンの暖房期はまだ先ですが、
施設(建物)によっては冷房運転もかなり短くなってきます。
個人宅等では冷房運転はもう終わりというところもあるのではないか。

エアコンのカビ対策は、冷房運転終了時が大事!

エアコンの冷房運転をしていると、
室外機周辺から水が出てくることをご存じでしょうか。

これは、室内機内の熱交換器と言われる箇所で発生する
「結露水」が室内機の左若しくは右側から
ドレンホースというものから自然に排出されてくるものです。

左若しくは右は、室内機の設置状況によります。
室内機内の傾斜で水が流れ、ホースも上から下に自然に流れてきます。

埃等が溜まってしまうと、この自然の流れが堰き止められ水漏れとなります。

結露は、必ず発生し、仕組み上止めることはできません。
室内の空気と室内機で冷やされた空気が熱交換器で接触しますので
どうしても結露は発生してしまいます。

冷房運転をしている最中は、常に結露水は排出されますが、
運転を停めるとどうなるでしょうか?

塗れたままですね。
それがまだ気温(室温)がある程度高い状態(25℃~30℃)となると
湿度と温度がカビ発生に適した状態となってしまいます。

エアコン(室内機)を乾燥させましょう!

では、カビ対策はどうすれば良いでしょうか?

通年運転を続ける場合、冷房からそのまま暖房にするケースですが、
その場合は、今回の作業は不要と考えます。

暫くの期間運転を停める場合は重要です。

結露水で濡れたままの状態で保存としないために
室内機内を乾燥させます。

各メーカー、機種によって若干異なると思いますが、
乾燥モードのような機能が付いていると思います。
もしなければ、結露が発生しないレベルの温度(例えば暖房)で
2~3時間程度運転して乾燥させてください。

エアコン内部を十分に乾燥させ、カビや細菌の繁殖を抑えること

室温と設定温度の関係で運転が停止してしまう可能性もありますので
換気をしながら行うと良いと思います。
暑くなってしまいますしね。

長持ちさせるため
また、快適な状態で使用をしたい場合は
このようなお手入れも大切ですね。

工場、倉庫・物流センターの暑さ寒さ対策、
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i-Mage.ブログ【Vol.0491】でした。

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