2025年問題と言われて久しいですが、今非常に大きな環境変化の中にいると思います。
企業における環境変化は、PEST分析(政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology))で抑え、更に、SWOT分析での、自社に影響のある外的要因を今一度チェックする必要があると思います。
その中で、
「インフレの進行」
「深刻な人材不足と人件費の上昇」
「異常気象の深刻化と脱炭素の動き」
は、どれも大きな環境変化と言え、対応していかないといけない事項ですね。
当社は、省エネ・節電・脱炭素をご提案する会社ですので、この中の脱炭素に向けた取り組みの一つをご案内していきたいと思います。
脱炭素とは?
脱炭素とは、
二酸化炭素(CO2)排出量をゼロにすることです。
現在、発電で主力となっているのは、火力発電です。
石炭や石油、LNG などの化石燃料を燃やして電気をつくるため、その発電時に二酸化炭素が出ています。
電気を使えば使うほど、その発電時の二酸化炭素の排出を増やしているということになります。
そのため、省エネ・節電により電気使用量を削減することは、二酸化炭素排出量削減に向けた対策と言えます。
もちろん、ガスも同様です。
因みに、省エネと節電の違いとして、当社では次のように考えています。
省エネ:効用を変化させず(同じように使用して)、使用量を減らす
節電:使用量を節約する
節電は使い方の改善と言って良いかと思います。
窓ガラス対策でCO2排出削減
脱炭素に向けた取り組みとしては、色々な方法があります。
建物の構造や使っている設備などによっても異なってきます。
ただ、殆どの建物に於いて重要となってくるのは、窓ガラス対策です。
工場では、採光のため多くの窓ガラス・天窓が設けられていると思います。
保管倉庫は、保管効率や紫外線対策のため、窓は少ないですが、物流倉庫(物流センター)では、やはり採光のため多くの窓ガラスが設けられています。
採光だけが目的でなく、働く上で、開放感がある空間の方が働きやすいということもありますね。
店舗でも、採光による照明の抑制、狭い空間でも明るく開放感を感じて貰えるなどの理由で、窓ガラスが多く使用されているところが多いと思います。
一般住宅では、高断熱高気密の省エネ住宅となっており、窓ガラスも省エネガラスと言われるものが使用されています。
それでも、窓ガラスからの紫外線侵入や、熱移動は防ぎきれていないのが現実です。
窓ガラスから入ってくる日射の抑制(遮熱)
窓ガラスによって行われる室内外の熱の移動の抑制(断熱)
これは、冷房・暖房いずれの場合でも、とても大切な脱炭素に向けた取り組みとなります。
夏は、直射日光により南面・西面の暑さ対策、冷房で冷やした空気を屋外に出さない(屋外の暖かい空気の侵入)
冬は、日射による温かさを確保し、暖房により暖められた空気を屋外に出さない(屋外の冷たい空気の侵入)
窓ガラス本来の機能を、脱炭素という観点だけで対策すると、完全に塞いでしまうという形になりがちです。
でも、そこに窓ガラスを設置した大きな目的がある筈ですね。
多くのところでは、せいぜいブラインド設置という対策だと思います。
暑さ対策の観点からは、ブラインドは残念ながら室内に熱を取り入れてしまっています。
二重窓化が推進されますが、費用負担が非常に大きくなってしまいます。
補助金などで対応した場合でも、軽減はされますが、それでもまだ負担は大きくなってしまいます。
窓ガラス遮熱コーティングは、視野・開放感・明るさを確保し、遮熱・断熱を実現、更に紫外線対策・防眩の効果もあり、エアコン使用時の効率を向上させ電気使用量削減(=二酸化炭素排出量削減)、また、室内の暑さ・寒さ改善に向けた取り組みにとても効果的となっています。
工場などで多く使われる、網入りガラスや型ガラスなのにも施工できるのが特徴です。
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i-Mage.ブログ【Vol.0507】