昨夕、近所で火事が発生。
ちょうど徒歩で外出していたところ、黒煙が舞い上がっているのを発見。
その方向が!!!
小走りで戻ってみると、近所で火災が発生でしていました。
自主防災隊の防災委員という立場でもあるため、すぐに現場に急行。
位置的には、可搬ポンプ置き場から近いところですが、初期消火レベルはもう既に過ぎていました。が、消防はまだ到着していない状態でした。
火元の家族の身元確認はすぐに取れましたが、隣接するアパートの住人が不在(仕事?帰省?)
消防の消火準備が始まると、見届けるしかありません。
台風10号の影響もあり、風がやや強め。西側への延焼が心配されました。
火の粉がかなり舞っていましたが、風も収まり、消火も進み西側への延焼は食い止めてくれました。
火事は恐ろしい
言うまでも無いことですが、火事は本当に怖いです。
あの炎、黒煙、臭い・・・
全てを一瞬で失ってしまいかねません。また、住宅密集地では、延焼の恐れもあります。
火事の原因は、まだこれから究明ですが、工場からの火災発生の可能性が高いと思われます。
火事は人災です。あらためて、火の取扱いを十分に注意したいものです。
食事の準備、ストーブ、タバコ・BBQの不始末、漏電、タコ足配線等
火災初期段階でできること
通常は、初期消火ですが、今回は火災発生時点でそこに人がいなかったようです。そのため気づいたときにはすでに素人が消火できるレベルではありません。
まずは、避難。
そして、消防への連絡。
今まさに夏真っ盛り。冷房を使っているために窓を閉めっぱなしの状態のところが多くありました。
黒煙が上がっていることで気づく人の方が早く、家の中にいた近所の人達が気づくのが遅くなっていました。
そのため、火災現場周辺の人達への連絡がありました。
そうこうしているうちに消防車、救急車、パトカーが集まってきますが、その前に黒煙を見た通りがかりの人が車で近くまでくるため、現場到着までかなり邪魔になっていました。
火事が起きてあらためて思うこと
この近所(半径100m以内)では、20年に1度くらいの頻度で、住宅全焼の火事が発生しています。原因は勿論同じではありませんが、発生しているという事実があります。
近所の人達の安否確認、状況確認を行う上で、誰が在宅で、誰が不在か、また自分で避難できない人はいないか。
このようことは近所付き合いが密になっていないとなかなか難しいですね。
今回は、個人宅は問題ありませんでしたが、2棟あるアパートの住人情報が分かりませんでしたので、警察官・消防隊員で確認をしていました。
延焼で被害を受けた場合、火災保険の加入をしていないと、大変なことになりかねません。故意や重過失が無い限り基本的に延焼の場合、損害賠償請求ができないということです。
逆に、火事を発生させ、延焼させてしまったことを考えると、火災保険だけでなく、損害賠償するための個人賠償責任保険等に加入しておいた方がよさそうです。
今回の火事でも放水用の水確保が非常に難しい状態でした。新居を考えるときは、ハザードマップで津波・浸水・液状化が心配されますが、水利のことも考えておくと良いと思います。
私も写真を撮影しましたが、当時多くの人が集まり写真を撮影、あとで見掛けましたがSNS投稿、そしてそれをまとめたものも見掛けました。ただ、現場に早い段階からいた目から、誤報も多いと感じました。また、匿名で投稿をしているものの、明らかにその撮影位置等から個人が特定されてしまうものも。
i-Mage.ブログ【Vol.0344】でした。