言うまでもなく、
電気代は使った量によって
大きく変動します。
電気料金は、
基本料金と
使用量に応じた従量料金
があります。
基本料金
基本料金は、契約により決まりますが、
基本的には最大どれくらいの容量を使いますか?
という最大量を元に設定されます。
家庭などでは、
その容量によって設置される機器が変わり、
容量以上は使えませんが、
会社等ではデマンド値というもので
最大容量が決定します。
デマンドは、
最大枠を確保するものですが、
その枠が拡大されると、
1年間その枠が確保されてしまいます。
100という大きさが確保されると、
例え通常は50しか使わなくても
100が基本料金の元となる枠になります。
そのためピークカットは
非常に重要になります。
従量料金
従量料金は、使った量により異なります。
簡単に言えば
単価 × 使用量
となります。
ただ、この単価は
電力会社等の定めた単価だけでなく、
毎月の変動要素が大きい
燃料費調整単価というものがあります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金も
ありますが、
これは5月分から一年間固定です。
7月~9月は、夏季料金の設定
されているプランも多いです。
では、2021年8月適用の
燃料費調整単価を適用して
電気料金の推移を見てみます。
色々なプランが出ていますが、
同じ契約だったとしてという前提で比較しています。
中部電力 電気料金推移
上昇傾向が夏季料金で更に上昇していますが、
少し下げているのが分かります。
燃料費調整単価が減少したことによります。
前月比 約▲7% となっています。
前年比では、約▲2.5% となっています。
とは言え、夏季料金は脅威です。
沖縄電力 電気料金推移
上昇傾向に7月から適用の夏季料金で
上昇していますが、
8月は更に上昇しています。
前月比で2%強の増加です。
中部電力は8月は7月に比べて
下げていますので
同じような契約内容だとすると
その差が更に拡大しています。
データでは、約30%の差があります。
家庭の電気料金でも勿論気になるレベルですが
業務利用では更に使用量が多いため
かなり負担が大きくなりますね😢
倉庫等の業務用冷凍・冷蔵設備
工場や施設等の業務用空調機の
電気使用量はかなり多いですね。
当社では、
この削減をご提案しています。
i-Mage.ブログ【Vol.0430】でした。