当ブログでは、中部電力・沖縄電力の電気料金推移を見ています。
電気料金には、基本料金と従量料金（使った量に応じて課金）があります。

基本料金は、契約が変わるか、電力会社の料金表が改定されない限り変動はありません。
一方、従量料金は、毎月変わる燃料費調整単価。そして、１年に１回変動がある再生可能エネルギー賦課金がありますので、契約料金が変わらなくても変動があります。

この燃料費調整ですが、いよいよ２０２２年９月分より、中部電力以外の電力会社では上限に達したようです。
つまり、これ以降、電力会社の料金改定が無いと上がりません。（高止まりしたままですが）

そして、中部電力はまだ上限に達していないようで、まだ上昇を続けています（涙）
そしてなんと、中部電力と沖縄電力の類似契約の比較で逆転しました！初めてのことです。

では、中部電力から見ていきます。

中部電力　２０２２年９月度従量料金

ずーっと、変えていなかった折れ線グラフの縦軸の上限値を、今年に入り何回変えたでしょうか。
今回も変更（勿論大きく）しました。

昨年２０２１年１月以降上昇を続けていますね。
一部、昨年の夏季料金（７月～９月）期間終了後下げていますが。

前年比約１５６％です。
金額にして、１KWH当たり９円程度値上げです。

１０年近く比較してきましたが、もう全く違います。

 

沖縄電力　２０２２年９月度　従量料金

沖縄電力は、２０２２年４月より燃料費調整の上限に達しているため変動はありません。
ただし、夏季料金適用期間があるため変動があるように見えます。

現在の燃料費調整は、１KWH当たり約４円弱ですが、本来であれば約１２円超です。

この結果、中部電力と類似契約での比較では、ほぼ一緒になりました。（すこーし沖縄電力が安い。）

 

ただ、このままでは電力会社の経営が苦しくなりますので、改定があると思われます。
急激な上昇となってしまわないことを願います。

 

節電要請

今、節電要請が行われていますが、１０％削減というのはなかなか大変だと思います。

でも、今１０％削減しただけでは、電気請求額は著しく増加してしまいます💦

一方、当社では、業務用空調機・冷凍機の省エネ提案を行っていますが、１０％削減した場合の投資回収効果を見ると、かなり良くなっています。月４０万円が５０万円になり、その１０％とするとかなり違いますね。

 

業務用エアコン、冷凍機の省エネのことなら
当社株式会社ｉ－Ｍａｇｅ．まで、お気軽にお問い合わせください

ｉ－Ｍａｇｅ．ブログ【Vol.0455】でした。

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