食品をはじめ様々な値上げ報道が続いています。
いよいよ新年度2023年度からは、電気料金も改定の流れとなってきました。
2022年度は、燃料費調整により上昇していましたが、今度は料金表の改定となります。
大手10電力会社中7社が申請ということでしたが、なんとその中に入っていない中部電力では託送料金の値上げが行われることになりました。要するに電気料金改定です。
電気料金は、基本的に基本料金+従量料金(電力量料金)になっています。
料金改定により、基本料金と従量料金(電力量料金)のいずれも上昇の見込みです。
従量料金は、燃料費調整により変動があり毎月変わってくるため、当ブログではその推移を見ています。同じ使用量で考えると、電気料金請求額も同じような推移となります。
2023年2月から9か月間は、国の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」により、この燃料費調整単価が抑えられることになりました。この事業により少し抑えられてはいます。
今回も、まず国の事業を確認してみます。
電気・ガス価格激変緩和対策事業による割引
2023年2月から9月請求分が割引対象となります。
●2023年2月分~2023年9月(2023年1月使用分から8月使用分)
低圧:7.0円/kWh、高圧:3.5円/kW
●2023年10月(2023年9月使用分)
低圧:3.5円/kWh、高圧:1.8円/kW
では、中部電力の推移を見てみます。
中部電力 2023年4月 従量料金(電力量料金)推移
電気・ガス価格激変緩和対策事によりかなり抑制されています。
ただ、低圧(規制料金)と高圧の動きが異なっています。
燃料費調整は少し減少しているのですが、料金改定によって逆の動きになっています。
では、前年比で見てみましょう。
低圧 約109%
高圧 約142%
低圧の場合、電力の自由化以前の規制契約で見ていますので、電力自由化以降の契約の場合、若干自宅・事業所の請求額推移と異なることがあります。このグラフでの推移は、もし同じ契約だった場合、どう変動しているかをご覧ください。
沖縄電力 2023年4月 従量料金(電力量料金)推移
沖縄電力の場合、2022年4月分から燃料費調整の上限に達していることでそれほど大きな変動が無いように見えていました。
この4月から改定見込みですが、一気に上昇となります。
申請段階では、平均43.81%の値上げをとなっています。
本日2023年2月27日時点の見込みとなっている新料金体系では、
前年比で
低圧 約148%
高圧 約158%
中部電力と類似契約で比較している業務用電力でも、2022年度は逆転していましたが、また沖縄>中部となりました。
沖縄の場合、そろそろエアコンの稼働が始まる時期、つまり電気使用量が増加する時期の値上げで、なかなか厳しいですね。
今あるものを最大限効率よく最期まで使い切る
電気を使わないことが一番の節電です。
エアコンも使用しないことが一番の節電ということになります。
でも、今の世の中、電気なしで過ごすのは厳しいと思います。
仮に10%の節電をすると、今まで以上に費用対効果は大きいものになります。
コスト削減にプラスして、設備投資は節税効果もあります。
◆業務用空調機の省エネ
冷媒リアクターパイプ「TOP-ECO」
◆業務用冷凍・冷蔵・チラーの省エネ
「 TOP-ECO FREEZE」
エアコンの省エネ性能を上げただけでは節電とならないかもしれません。
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遮熱塗料、遮熱シート、窓ガラスコーティング
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i-Mage.ブログ【Vol.0462】でした。