労働安全衛生法が2025年6月1日より改定施工されます。
内容としては、
熱中症のおそれのある作業を対象として、事業主に対し、具体的な熱中症対策を講じることが義務付けられるというものです。
対象は、
「暑さ指数(WBGT)」が28以上か、気温が31度以上の環境で、連続1時間以上、または1日4時間以上の実施が見込まれる作業
屋外や屋内で空調設備がない環境下では対象になりそうですね。
昨年7月、一日中直射日光が当たるものの空調設備の無い通路の窓ガラス遮熱コーティングの施工を行いましたが、もう30分作業をすると厳しい状況でした。こまめな休憩及び水分補給をしていましたが、作業者の1人が熱中症にはなりませんでしたが、かなり危ない状態でした。
また、知人のみかん農家は夏場は摘果作業が重要となりますが、早朝から作業をするなど対策をしていますが、それでも長時間作業は厳しいです。
夏場の猛暑の中、屋根や外壁工事、足場設置や撤去、空調設備の工事、農作業等、この時期だからこそ需要が増す作業も多いですね。
「早期発見のための体制整備」
「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」
「関係労働者への周知」
企業がその対策を怠った場合は、
6か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される予定(令和7年4月上旬の公布予定)
暑さ指数(WBGT)とは?
暑さ指数(WBGT)は、
人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、
人体の熱収支に与える影響の大きい
①湿度
②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境
③気温
の3つを取り入れた指標となっています。
単位は、気温と同じ「℃」で示されます。
気温と湿度は、普段から気にしている人も多いと思いますが、
日射・輻射は温度計や温湿度計では計測できません。
同じ気温でも、室内と直射日光の当たる屋外では違いますね。
気象庁でWBGTを発表していますが、
浜松市では、静岡県内に熱中症警戒アラートが発令されると通知がくる『浜松市防災ホッとメール』があります。
ただ、作業場所によって大きく異なるため、WBGT計測器を用意し計測するのが良いと思います。
暑さの感じ方は人による
暑さとは、人によって感じ方が変わってきます。
体格や健康状態などによっても変化します。
PMV(予測平均温冷感申告)という指標があります。
人が感じる暑さや寒さの度合いを表す指標です。
PMVは、
温度、湿度、放射温度、気流速、着衣量、 活動量(代謝量)により算出しています。
空気の温度・湿度だけではなく、気流の風速、周辺の放射温度を計測し、PMVを算出することができます。
活動量については、座って事務作業をしているのと、重たい荷物を移動させているので大きな違いがあります。
着衣も、クールビズの軽装と感染症対策で防護服を着用しているのでは大きな違いがありますね。
その他、気温、湿度、輻射熱以外でも風(通風)が重要となってきます。
南・西面の窓に近い、ドアに近い、エアコンの吹き出し口に近い、来客や人の移動が多いなど、どこで作業するかでも変わってきます。
まずは作業場所のWBGTを知る
まずは、今から作業する箇所のWBGTを知ることからですね。
納期に追われていたり、作業時間が限定されてりすることもあるかも知れませんが、
この時期は、余裕をもった作業計画にする必要があると思います。
かなり、作業能率は低下すると思います。
最近は、空調服を着用している人も多いのですが、
それだけで十分ではないですね。
エアコンの無い工場内での作業
最近は、空調設備が整った工場も増えてきましたが、
まだまだ空調設備が無い工場も多くあります。
ちょっと、「3K」というキーワードも浮かんでしまいます。
でも、広い、高い空間を後から整えるのはかなり大変でもあります。
スポットクーラーや大型ファンの導入等が進んでいます。
スポットクーラーも水冷式で排気を考慮したものもあります。
採光や通風を意識した窓の設置をしていると思いますが、
暑さ対策としては熱の侵入が多い箇所となってしまいます。
通風は大事な暑さ対策です。
でも、直射日光を室内にいれてしまうのは要注意です。
窓ガラスの遮熱は、ブラインドで対応していることが多いのですが、
実は室内側設置のブラインドは熱を室内に入れてしまっています。
如何に、室内に熱を入れないか
当社では、窓ガラス遮熱断熱コーティングをご提案しています。
工場で多く使用されている網入りガラスや型ガラスにも対応しています。
エアコンを使っていない場合は、熱の侵入を防ぎ
エアコンを使っている場合、外からの熱い熱の侵入を防ぎ、室内の冷えた空気を外に出さない
設定温度を上げることができるかもしれません。
設定温度を1℃上げると10%近く省エネ化となります。
業務用エアコン、冷凍機の省エネのことなら
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i-Mage.ブログ【Vol.516】でした。