i-Mage.ブログ 【Vol.0086】です。
静岡県で発行している企業における省エネ事例集を見ると、凡そ50%近くは、省エネ対策としてエアコンを対象としていました。
稼働時間が長いことや、クールビズ等のアナウンスにより、着目しやすい機器であることは間違いないようです。
では、対策は?
一番多いのは、管理者を決めて(若しくは設定温度・稼働時間を貼り付け)、設置温度と稼働時間を厳守すること。
温度ではなく、不快指数を指標にされているとところもありました。
室内温度設定を1℃変えると、使用する電力は、10%程度分かると言います。
確かに、これは効果がありそうです。
ところで、機器ごとの電気料金は把握されていますか?
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機器一覧を作成していただければ、試算致します。
室外機の銘板で、メーカー・型番、1日の使用時間、1年間の凡その使用期間を記入していただければ大丈夫です。
記入用シートダウンロード → 空調機ヒアリングシート
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契約電力の関係で、デマンド監視装置をつけ、一定以上の電力使用量になりアラームがなった場合に、事前に定めた機器を止めるということをやられているところも多いようです。
次は、窓対策。
すだれやグリーンカーテン、遮熱フィルム、2重窓など。
ファンなどを使った空気循環も効果があるようです。
意外に対策が少ないと感じたのが、室外機対策です。
室外機周辺のと室内温度の熱交換ですので、室外機周辺を日陰にする。
室外機同士を向き合わせないなどは大事です。
猛暑日には、室外機に散水するというところもあります。
昨夏、訪問した工場では、散水が故障の原因になるものの、修理費用とデマンド抑制をして契約電力抑制効果を比較し、敢えて散水を選択していました!(専門の方がいないとなかなか、この視点での選択は難しいかもしれません)
今年も、沖縄では既に連日夏日(最高気温25度超え)です。
更に、エアコンの節電対策を検討されている方は、ご一報下さい。
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