冷媒リアクターパイプ「Top-Eco」 Q&A 【何故、省エネ効果があるの?】
TOP-Ecoは、フロン系冷凍サイクル内の冷媒の機能回復及び液化促進効率を改善させる配管材です。
冷媒配管(液管)に設置し、冷凍サイクルの熱交換効率を改善させることにより、圧縮機負荷を軽減、運転電流値の低減、冷凍空調機の運転時間の短縮による電力消費エネルギーを削減するものです。
◆液化促進
Top-Eco内を液冷媒が通過する際、十分に液化しきれていない液冷媒は、その内部構造による撹拌効果で気相が微細化されます。さらに温度むらが改善されることにより冷媒の液化が促進されます。
冷房の場合、室外機で液体となった冷媒が室内機で気体に変化するときの気化熱で涼しくなりますが、液体と気体の混ざった冷媒では、その効果も落ちてしまいます。
例えば、気温が35℃を超えた時を想像してみてください。
空調機の室外機付近に日陰が無く、屋上やコンクリートの上で直射日光が当たっている暑い中で、エアコンはフル稼働していても冷えない…
◆冷媒の機能回復(冷媒分子の正常化)
冷媒は炭素(C)を核にフッ素(F)と水素(H)が結合し構成されていますが、秒速3m~6mのスピードで密閉された空調機系内を循環し長期間、高温圧縮・凝縮・膨張・冷却を繰り返すとフッ素や水素が炭素から分離してしまう場合があり、それらは冷媒本来が持っている能力を低下(劣化)させます。
TOP-Ecoはその冷媒の循環スピードを利用しその内部構造でさらに高速回転させ乱れた冷媒分子を正常化させます。
◆冷凍機潤滑油の撹拌
冷凍・空調圧縮機では一般的に冷媒と相溶性を持つ冷凍機潤滑油が使用されていますが冷媒同様に長期間使用している中で油の粘性が高くなり、冷媒の流れを阻害し効率及び効果に悪影響(劣化)を及ぼします。
潤滑油も冷媒同様TOP-Ecoで粘性を改善し潤滑効率を高め、冷凍サイクルの効率を向上させる効果があります。
ドロドロの血液をサラサラにするというイメージです。
これらの効果により、消費エネルギー(電力若しくはガス)を削減しますが、同じ使用環境で、TOP-Eco設置前後で比較をすることにより効果検証が可能です。
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