物流倉庫火災 倉庫の心配事の一つは火事ですね。

昨日、東京都大田区の
5階建て物流倉庫から出火。

男性3名が亡くなり、負傷者も出ました。
お悔やみ申し上げます。

まだ、原因がはっきり分かっていませんが、
冷凍機入替えに伴う配管工事で溶接作業を
していたということです。

私も20年程、物流倉庫で働いておりました。

トラックの運行管理者もやっており、
トラックやフォークリフトの事故は
とても心配していました。

同様に、倉庫内の火災も心配事の一つでした。

通常、火を使うことはありませんが、
漏電や電気製品使用時の火花もあります。
ただ、冷凍・冷蔵等の温度管理する倉庫では、
室内作業での火災は考えにくいと思います。

倉庫内に燃えやすいものを多く保管していると
大規模火災になりやすいということもあります。

火災による損害は大きなものになってしまいます。

消火による水濡れや、煙の臭いなどで、
ほぞ全部が使用できない状態になりかねません。
物理的な倉庫や寄託物の損害だけでなく、
欠品等々・・・

コンセント火災

倉庫火災で多いのが、
修理等での工事の際の溶接が多いと思われます。

エレベーターの工事、
配管の工事
比較的乾燥した室内です。
また、断熱材がありますので、
これへの着火が非常に怖いです。

 

現在、当社では、
空調機や冷凍機への省エネ機器設置工事を行っていますが、
室外機周辺での配管への接続ですので、
断熱材等燃えやすいものが近くにはありませんが、
細心の注意を払って工事を行っています。

発泡ウレタンを使っていて
大きな倉庫火災になり、
東京消防庁から発泡ウレタン使用の掲示を
お願いされたことも記憶にあります。

屋上や上層階での工事の場合は、
配管の溶接工事を実施する際に
配管内へ火花が入ってしまう恐れもあり、
十二分に注意をする必要があります。

i-Mage.ブログ【Vol.0319】でした。

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