最近、ガソリン代が上昇していますが、
いよいよ電気料金にもその傾向が
表れる頃になってきました。
2020年3月度の
燃料費調整単価が公表されました。
使用料金単価+燃料費調整単価+再エネ賦課金を
反映したグラフで見ると
夏以降下がっているのが分かります。
使用料金の単価は
滅多に変更されておらず、
再エネ賦課金は、
毎年5月から1年間は一定
この上下は
1年間で見ると
燃料費調整によるものが
一番大きくなります。
2月と3月は全く一緒
3月は、2月と変動なし。
このグラフを作成開始以後、
つまり、2010年1月以降で
燃料費調整単価が前月と±0円
となったのは珍しいことです。
調べればわかりますが
初めてかもしれません。
低圧だけ、高圧だけは
あったかもしれません。
前年比は?(2019年3月:2020年3月)
では、
前年比はどうでしょうか?
低圧、高圧共に
前年比では、約8%強の減少(マイナス)です。
消費税率が2%上がっているため、
少し減少率が抑えられていますが、
昨年よりは安いということになります。
今年の冬は暖冬傾向ですので、
使用量も減少し、使用料金も減少となり
前年比では電気料金が抑えられるのでは
ないでしょうか。
今後の見通し
燃料費調整単価は、
3か月間の平均を
2か月後から適用します。
3月分は、
前年の10月~12月分の平均です。
と言うことは、
燃料費が上がってきた
今月が含まれるのは
4月からになります。
更に、
翌5月からは
また新たな再エネ賦課金になります。
上昇率が少なくなってきたとは言え
どうなるのでしょうか。
この発表は3月です。
いずれにしても、
2月3月が底辺として
上昇傾向に向かうと思われます。
i-Mage.ブログ【Vol.0360】でした。