燃料費高騰、今年の暖房費はどうなる 2022年1月電気料金

原油価格が高騰しています。
一般市民の我々には、原油価格と言うより自動車の給油に行くと、そのガソリン価格により燃料費の上下を敏感に感じることができます。

日本政府は、石油の国家備蓄のうち国内消費量の数日分を放出することを決めました。
原油価格の抑制を図ることを目的としています。

電気料金の変動要素としては、燃料費調整が大きくなっています。
計算方法について参考になるブログがあります。
原油価格高騰で今年の冬の暖房費はどうなる|燃料費で変わる電気料金の仕組み

燃料費調整はガソリンスタンドの料金変動に比べ、少し計算方法の基準と適用月がずれていますので、少し遅くなって適用されるイメージです。

当ブログでは、2010年1月から、基本料金を除く、使った量に応じて課金される、所謂従量料金単価の推移を追っています。
毎月月末に2カ月後(2021年11月末は、2022年1月)に適用される燃料費調整単価が各電力会社より発表されます。

では、中部電力、沖縄電力の低圧・高圧電力料金の推移を見ていきます。

中部電力 2022年1月 電気料金推移

中部電力 電気料金推移 2022年1月

お分かりいただけるでしょうか。

毎年、7月~9月の3か月間は夏季料金が適用されるため大きな凸になっています。

ところが、今年の状況はどうでしょうか?

7月~9月の凸より高くなっています!

前年比でみると、なんと約40%近くも高くなっています💦

従量料金ですので、今年の1月と同じ使い方をしていたら4割増しになるということです。

沖縄電力 2022年1月 電気料金推移

沖縄電力 電気従量料金推移 2022年1月

コチラも一目瞭然ですね。

しかも、2010年1月以降で、夏季料金を含めても一番高くなっています。

前年比では、30%強の増加です。

前年比でみると、中部電力の増加幅よりは少し少ないのですが、その差は依然大きいままです。



この冬の対応は?

電気料金を含め暖房費用を抑える方法としては、
使わない、節電ということがベストとなります。

ただ、その対策には危険も伴いますね。
寒さを我慢するということになり、体調を崩したらもっと別の費用が掛かることになりかねません。

エアコンをご利用の場合、
まずは、フィルター掃除、クリーニング、室外機周辺の整理整頓等を行ってください。
やっていない場合とやってある場合で、かなりの消費電力の違いがあると思います。

また使い方にも注意が必要ですね。
部屋全体を暖かくする必要はありませんが、暖かい空気はどうしても部屋の上側に集まります。
扇風機などを利用して攪拌する、エアコンの吹き出し口に風を当て、部屋の下側に暖かい空気を送るという方法もあります。

湿度も重要です。
同じ室温であれば、湿度が高い方が暖かく感じます。
湿度にも気をつけてください。ただ、湿度を高くすると結露→カビ発生にもなりますので、ご注意下さい。

業務用空調機をご利用の場合、
当社がなんと言っても一番おススメは、冷媒リアクターパイプ「TOP-ECO」の設置です。
暖房だけでなく、冷房のも対応した省エネ機器となります。

水道光熱費を下げ、環境対策にもなり、減価償却費となりますので節税対策にもなります。

ご興味のある方は、お問い合わせください。


i-Mage.ブログ【Vol.0435】でした。


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