2022年12月中部電力・沖縄電力電力従量料金推移|中部電力:低圧契約は大幅な上昇、高圧・特別高圧も上昇

月末に翌々月適用の燃料費調整単価が発表されますが、今回中部電力は少し驚きの発表でした。

低圧、高圧、特別高圧という形でそれぞれ一律で決まったいたのですが、今回は低圧の中でもいくつかある契約によって異なるという内容でした。

内容としては分かりにくいのですが、
1.特定小売供給約款を適用している場合・・・11月と同じ 
2.基本契約要綱を適用している場合・・・かなり上昇
と異なるということです。

何ですかコレ???

1.は、「従量電灯、低圧電力等の2016年4月の電力の小売全面自由化以前に設定した電気料金メニュー」
2.は、「ポイントプラン、おとくプラン、とくとくプラン、スマートライフプラン等の2016年4月の電力の小売全面自由化以降に設定した電気料金メニューおよびEライフプラン(3時間帯別電灯)等の新規受付を終了した一部の電気料金メニュー」

つまり、同じ低圧でも、契約している内容によってことなるというものです。
何で???
まだ不勉強ですが、多分その約款・契約の中で謳われているのでしょう。

では、中部電力の推移を見てみます。

 

2022年12月中部電力従量料金推移

中部電力 電気料金従量料金推移 2022年12月分

低圧は、上記で書いた通り、契約によって異なります。
ここでは、上昇が激しい契約で示しています。

私の自宅は、現在スマートライフプランです。
先月の請求書データの月間消費電力で試算してみると、約2,000円の上昇となります。これから暖房期間に入りますので、金額ベースの上昇はもっと激しいものと予想されます。

今年何回目でしょう。グラフの上限値を変えることになりました。それまで10年位変更する必要がなかったのに。

仮に政策で20%分還元されたとしても、高いですね。

低圧・高圧とも、前年比約180%です。

もう感覚的には、ほぼ2倍と言って良いのではないでしょうか。

しかし、「上限に達した」というのを見聞きしたのですが

 

2022年12月沖縄電力 従量料金推移

沖縄電力は、上限に達しており変化はありません。
オレンジ色の線は、比較のために中部電力のものを入れてあります。
点線は、本来(上限が無かった時)の業務用電力(高圧)の燃料費調整額です。
もし、これが適用となると今までの2倍ですね💦


料金が約2倍になったということは、それだけ、節電・省エネでの削減効果が高くなるということでもあります。

基本料金等を考えると細かくは異なりますが、仮に500,000円が1,000,000円になった場合、10%削減すると今までは▲50,000円でしたが、▲100,000円となります。設備費も値上げ傾向ではありますが、減価償却で考えるとこの50,000円までにはならないのではないでしょうか。

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i-Mage.ブログ【Vol.0458】でした。


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