2024年3月度 中部電力・沖縄電力の燃料費調整で電力量料金はどう変化するか

当ブログでは、中部電力と沖縄電力の電力量料金(燃料費調整や再生可能エネルギー発電賦課金等を加味した変動する料金)推移を見ています。

燃料費調整額は、毎月月末に大手電力会社各社から公表され(2か月後の電気使用に適用する燃料費調整額)、そのタイミングで、電力量料金として、使った量に関わる料金単価の推移を見ています。

2023年は、
中部電力は4月まで
沖縄電力は1月まで
前年の2022年に比べると高くなっていましたが、
両社ともそれ以降、特に需要の増える夏場以降は
前年比は安くなっていました。

そう、全体的には2023年の電気代は前年に比べるとかなり安かった!です。
感覚的には、色々な値上げがありました。また、その値上げの要因の一つとしてエネルギー高騰等も上げられますので、なんとなく上がった感じがすると思いますが、料金単価としては下がっています。

もし、2023年の電気代が前年比で高くなっているという場合は、契約を変更していないという場合であれば、“単純に使用量が増えた”ということになります。



少なくても、2022年に入り上昇傾向となり、2023年1月が現状ではピークです。

政策により、2023年2月から特別な緩和措置が延長されているのも、下がっている要因です。
また、電力会社の激変緩和措置も行われています。次の通り半年間の継続も決定されています。
2024年2月分から6月分(2024年1月使用分から5月使用分)の電気料金について本措置を継続いたします。

ただ、この緩和措置が終わると…
ちょっと想像しにくいですね。しかもまた暑い夏が待ち受けています。

では、毎月の定点観測
中部電力と沖縄電力の電力量料金推移をみていきます。以前からある規制料金でその推移をみています。
両社で異なる動きになってきています。

中部電力 2024年3月度 電力量(従量)料金推移

中部電力 電力量料金推移 202403

このデータは、規制料金の定点観測となります。

前年比で、低圧約71.6%、高圧約70.5%
まだまだ前年に比べると激減ですね。
前述の通り、2023年1月がピークでした。
2月分から、国の『電気料金の高騰に係る激変緩和措置』が適用されていることもあり、下がっています。

ただ、前月比で見ると、殆ど上昇傾向になっています。
需要の増える夏場に向け、ちょっと嫌な感じですね。

言うまでもなく、電気料金というものは、使えば使っただけ高額な請求になります。
普段の月の請求額より高いのは何故か?
夏であれば冷房、冬であれば暖房に関わるものが、他の月とは違いますね。

2023年の夏はもうかなりの猛暑でした。
覚えていますか?
年間の気温での比較でも、2023年は気温が上昇していたという結果です。
今年2024年はどうなるでしょうか。

昨年は、窓ガラス遮熱コーティングに興味をもっていただく事業者さんが増加しました。
施工中に、直射日光が当たる窓ガラス近くに立っていると、「コーティング有無でこんなに違うのか!」と体感していただき、追加工事依頼をいただくケースもありました。
真夏も南面や午後の西面の窓ガラス付近に立ってみるとものすごく暑いです。
先日12月に入り、工場や一般家庭の南面の窓ガラスにコーティングをしてきましたが、直射日光が当たっているとこの冬場でも汗だくになります。
冬場は、断熱効果があり、室内の暖かい熱を屋外放出しないという機能もあります。しかも外からの直射日光も最低限は取り込みバランスを取っているのも特長です。

まだまだ、節電対策やれることがあるかもしれませんね。

沖縄電力 2024年3月度 電気量(従量)料金推移

沖縄電力 電力量料金推移 2024年3月

改めて、2023年の動きが激しかったのが分かりますね。
電気料金単価の見直しもあり、少し分かり難くなっています。
点線は、高圧契約の抑制策が無い場合を示しています。

低圧約115.8%・高圧約105.1%とともに、前年比で上がっています。
2022年10月に燃料費調整の上限に達したため、上げがとまっていましたが、料金改定でその影響が出ています。
前月比はほぼイコールです。


中部電力と比較した業務用電力で見ると、約112.1%となっています。

しかし、この政策が無くなると、どうなっていくのでしょうか。
しかし、政策も原資を考えると税金が主だと思いますので、なんだかなーですね。

エアコンのマスク 空気の王様 抗菌・抗ウイルスフィルター

換気扇にフィルターをつけると中の汚れを防いでくれますが、エアコンの場合は、内部の汚れを防ぐことで、熱交換効率や空気の質自体にも影響が出てきます。

エアコンは、空気を吸い込み、吐き出します。所謂、循環をさせているだけです。その際、屋内外から色々なものが入ってきます。ホコリや湿気。

湿度が高い状態で、室温も高く、ホコリ等が多い状態だとどうなるでしょうか。
そう、カビが発生しやすい状況となります。
また、室内機のフィルターの汚れ・詰まりも増えます。これは、消費電力増の要因です。

では、どう対応すればよいでしょうか。

一つは、今まで以上にこまめな清掃です。
でも、なかなかできないですよね。

そこで、エアコンにもマスクをしましょう!ということです。

先日、入院のお見舞いで、浜松市内のとある病院に行ったのですが、つい見てしまう室内機。
かなり汚れていました。
空気を循環させるものでもありますので、お手入れは必要でないでしょうか。

◆空気の王様 抗菌・抗ウィルスフィルター

ご案内動画(YouTube)

業務用空調機の省エネ機器 冷媒リアクターパイプ「TOP-Eco」

既設機器の省エネ・節電策と言えば、設定温度の変更・徹底や運用時間の見直し等が行われます。
現状のような電気料金が高い状況では、今度の夏も我慢して対応となるのでしょうか?

我慢以外の対策でよくあるのは、高効率機器への更新がありますが、そう度々できる対策ではありません。また、点で見ると削減できたように見えますが、費用対効果でみるとどうでしょうか。意外に投資回収効果は?
キャッシュフローで見てみると、今後益々上昇することを考えると、回収は早まりそうですね

TOP-Ecoは、既設機器に対して、設置のご提案を行っています。
使用状況などにより、コスト削減効果が見えないものもハッキリお示しします。

また、TOP-Ecoとシナジー効果を発揮するものとして、
コンプレッサーの動きを機器の仕様に合わせ調整するものもご紹介しています。
強制的に停止や負荷を下げると故障や再始動時の電流増加が考えられますが、無理のない範囲で調整するものです。

業務用エアコン、冷凍機の省エネのことなら
当社株式会社i-Mage.まで、お気軽にお問い合わせください


i-Mage.ブログ【Vol.0478】でした。

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