i-Mage.ブログ【Vol.0091】です。
東海地方も6月4日(土)に梅雨入りしました。
今年は、ラニーニャ現象による猛暑も予想され、空調機の準備もそろそろ必要ですね。
空調機の節電と言えば、やはり適切な温度設定です。
1℃設置温度を変えると、約10%消費電力量が変わるといいます。
当然、電源をオフにすると、消費電力はゼロ若しくは限りなくゼロに近くなります。
では、室内が涼しくなったら、電源をオフにし、暖かくなったらオンと、オンオフを繰り返すのと、常時入れっぱなしにするのと、どちらが電気料金を抑えることができるでしょうか?
勿論、周りがガラス張りであったり、常に火を使っているなど室内環境によっても変わりますが、
常時入れっぱなし(営業時間内)の方が、抑えられると考えられます。
何故?
空調機は、室内機などで吹込み温度を感知し、自動的に温度調整を行います。
最近のインバーター機能付きは、温度に適した稼働を行います。吹込み温度と設定温度差が大きいと激しく、差が小さいと緩やかにという感じです。また、インバーターが付いていないものも、自動的にオンオフを繰り返します。
やはり、空調機メーカーが高い技術でこの調整を省エネモードで自動で行うようにしています。
それを、強制的にオフにし、またオンにすると、
毎回、一気に高い負荷で稼働してしまいます。
多くの機器同様、始動時多く電気を使用します。
例えば、ある機器では、
冷房運転電流が、12.4Aに対し、起動電流は、72A。
200V 交流(力率92%)の場合、運転時3.95kwに対し、起動時22.93kwと約5.8倍となります!
起動時、数分だけですが、これを繰り返すと大変な数値になります。
では、風量は、自動と自分で調整とどちらが電気料金を抑えられるでしょうか?
空調機は、熱を作って風を送っている訳ではありません。
外気の熱の室内の熱を交換しています。
風量を弱にすると、この交換が遅くなり、結果、稼働時間が長くなり、電気料金がより掛かるようになります。
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