i-Mage.ブログ【Vol.0093】です。
昨日、低圧電気取扱の特別教育を受講してきました。
時期的に、空調機のクリーニングやメンテナンスの繁忙期です。
配線工事等は、電気工事士の資格が必要ですが、空調のクリーニングやメンテナンス等は、電気配線を切ったり、結合をしたりするわけではありませんので、電気に関する資格が無くても実施可能です。
でも、電気を使う機器を取扱いますので、注意が必要です。
電気は、眼に見えない・匂いもないという特徴がありますので、余計に注意が必要になります。
電気の他の特徴として、次のようなこともあります。
飛ぶ!(近くに寄ると、電気が流れることがある。)
電気施設内が立ち入り禁止とかになっていますね。
感電すると、外的傷害より体の中が痛む。
じわじわと内臓にくるようです。
今回は、「低圧」ですが、家庭等でも使われる100V や200V が低圧となります。
電圧が小さいから安全ではなく、実は電流値とそれが身体の中を流れる時間次第のようです。
実際、高圧等より安全と思われる低圧の方が死亡事故が多いようです。
高圧は接触すると即重篤な状況になりますので、何重とチェックして作業を進めるからかもしれません。
人間の身体は、抵抗があるのですが、汗ばんでいる状態や水に浸かった状態では抵抗値が小さくなり、電気が流れやすくなります。
電流(I)=電圧(V)÷抵抗(R) ですから、100Vでも、抵抗値が小さくなると電流値は大きくなります。
したがって、
夏の汗が出ている状態、雨などで濡れている状態は非常に危険と言えます。
工事は、必ず停電状態で行うのが基本ですが、間違って通電した状態のまま工事してしまったり、他の通電している箇所に接触してしまうなどの恐れもあります。
夏場は、エアコンのクリーニングやメンテナンスは著繁忙期になります。
余裕をもって依頼をお願いします。
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