夏より冬の方が、ブレーカーが落ちる?

i-Mage.ブログ【Vol.0139】です。

時々、30℃を超えるような気温になることがありますが、最低気温が低いため、かなり過ごしやすい気候となりました。

夏場は、エアコンの稼働時間が長いため、電気使用量(wh)が多くなりますが、一時的に使用量(w)が集中するのは冬場の方が多いというところの方が多いのではないでしょうか。

実際、ブレーカーが落ちるのも冬場が多いと思います。

エアコンと異なり、熱源を発生させる機器(電気こたつや電気ストーブ等)は、かなりの電気を使用します。

ブレーカーを作動させない方法は、当たり前ですが、以下の何れかで対応できます。

1.ブレーカーの容量を大きくする。・・・・・・基本料金が高くなる。

2.一度に集中して電気を使用しない。

3.使用電力の少ない機器を使用する。・・・・・・暖房は、実はエアコンが省エネ。

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写真は、住宅用分電盤ですが、左からサービスブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーとなっています。

サービスブレーカーは、この写真では、40Aとなっていますが、この契約電流以上の電流が流れると自動的に電気が止まります。
このブレーカーが下になると、全体的に使用が集中したということになります。

この契約電流により、電気料金の基本料金が決定しますので、あまり余裕を持たせるとお金が余裕なくなります^^;

漏電ブレーカーは、これが作動すると電気が漏れていることになり、大変危険です。自分で判断するのは難しいかもしれません。

安全ブレーカーは、各部屋などに分かれており、通常は20Aだと思いますが、これを超えると作動します。
エアコンなどは、専用にすることが多いと思います。

(2018.12追記)
電子ブレーカーってご存知でしょうか?

通常は、金属板を使い、熱で遮断するものですが、
電流値とその時間で判断し遮断するのものです。
JIS規格で定められており、
決めた値の120%なら何分、200%なら何分と余裕があり、
一時的に負荷が集中してしまう場合にも
これだけで対処可能な場合が多いです。

低圧契約で、機器を多く使っている店舗・事業所の場合、
電子ブレーカー本体の価格は、少々高いですが、
安全確保をしながら、電気代削減にもつながります。

 

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