i-Mage.ブログ【Vol.0147】です。
そうだったのかシリーズ。
今回は、今まさに感染が広がってきたインフルエンザや先日某食品加工工場で発生したO157の対応などで使われている、「除菌剤」についてです。
薬機法(やっきほう:薬事法に医療機器が加わって法改正)による、医薬品や医薬部外品でないことから「殺菌」という表現を使用していませんが、テレビCMで宣伝されているような大手の製品から、知る人ぞ知る的な製品まで多くの製品が出ています。
予防で大切なことは、やはり「手洗い」「うがい」「鼻毛を抜かない」などです。
これれらについても、しっかりとしたやり方がありますが、それはまた別の機会とさせて下さい。
除菌の一般的なものとしては「アルコール」があります。
今このブログを書いている場所(大手コーヒーショップ)も、アルコールのボトルが置いてありますので、消毒にはアルコールを使用していると思います。
ただ、先日のO157検出された問題の再発防止策としては、『アルコール消毒だけでなく、塩素消毒も追加する。』とありました。
塩素系でよく使われているものとして、次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)、次亜塩素酸水、安定化二酸化塩素などがあります。
塩素臭が強い、金属への腐食および樹脂・ゴム等を変質させるおそれがある(エアコンへの除菌剤吹き掛けが出来なかった理由でもあります。)、使用法を誤ると有毒ガスを発生するなど気を付かなければいけないこともあると言います。
また、発がん物質を生成したり、耐性菌が出来やすいということです!
耐性菌って???
簡単に言うと、その除菌に対応する菌が発生するということのようです。
従って、医療機関などでは、複数のものを1週間単位でローテーションして使用するなどしてその対応をしているようです。
また、除菌効果があったとしても抗菌効果はあまり期待できませんので、使用頻度など運用での考慮が必要です。
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