2020年12月適用の燃料費調整単価が各電力会社から発表されました。
当ブログでは、
毎月、中部電力と沖縄電力を見ており、その推移をご案内しています。
11月分より両社でかなり異なる傾向となっています。
これは、発電・調達の電源構成比の違いによるものです。
中部電力(2019年度)
LNG火力 54%、石炭火力 18%・・・ 火力以外17%強(卸電力取引所分除く)
沖縄電力(2019年度)
石炭火力 67%、LNG火力 21%・・・ 火力以外6%強
中部電力
下がっていますね!
前年比では、▲17%前後という大幅減です。
前月比でも、▲4.5%です。
暖房需要が増加する時期です。
今年は、換気を考慮して暖房機器の負荷が増すかもしれませんが、
例年通りに使用していれば、電気代としては減ってきますね。
沖縄電力
沖縄電力は、11月以降上昇傾向となっています。
中部電力が下げ傾向ですので、その差が広がっています。
中部電力に比べ、25%強高くなっています。
つまり、25%近く省エネ・節電対策を実施して同じ電気代ということです。
とは言え、前年比で見ると、▲13.5%となっています。
i-Mage.ブログ【Vol.0407】でした。