毎月月末に発表される翌々月適用の燃料費調整単価
今回は、当ブログの更新が遅れました。
もう見るまでもなく、急激な上昇が続いています。
そして、燃料費調整単価が上限に達している電力会社でも年明けから値上げの方向に進んでいます。その値上げ幅も決して小さいものではないと思われます。
電気料金は、基本料金(毎月固定)と従量料金(使用量で変動)があります。
毎月変動する使った量に掛けられる単価の合計値の推移を見ています。
基本料金+使用量×この従量料金=電気料金となります。
では、毎月の定点観測の推移です。
中部電力 2023年1月 従量料金単価推移
ガソリン代はかなり落ち着いてきた感じですが、電気料金の従量料金は上昇の一途です。
もう、前年比180%超です。(昔から低圧の契約を継続しているなど一部例外の契約もあります。)
例えば、今年1月の時点で基本料金:従量料金が1:1だったとすると、2023年1月が同じ使用量とすると約40%の電気料金アップとなります。
今年の冬の冷え込みが気になります。
電気の需給予測も心配ではありますが、それよりもこの上昇は頭が痛いですね。
沖縄電力 2023年1月 従量料金単価推移
沖縄電力は、燃料費調整単価が早々に上限に達し、現在は変動がありません。
オレンジ色の線(中部電力の類似契約)とブルーの線が逆転してからその差は広がっています。
ただ、2023年4月より値上げの方向となっているようです。
試算では、約30%程度の電気料金上昇となっています。
沖縄電力HP 2023年4月からの電気料金の改定について
今あるものを最大限効率よく最期まで使い切る
電気を使わないことが一番の節電です。
でも、今の世の中、電気なしで過ごすのは厳しいと思います。
仮に10%の節電をすると、今まで以上に費用対効果は大きいものになります。
コスト削減にプラスして、設備投資は節税効果もあります。
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i-Mage.ブログ【Vol.0459】でした。