i-Mage.ブログ【Vol.0141】です。
今年(2016年)4月より、一般家庭や低圧契約といわれているものを対象に、電力の自由化が開始されました。
これにより、すでに自由化が開始されていた「特別高圧」や「高圧電力」を含め、全ての電力契約が自由化されました。
それから、約6か月超が経過しましたが、家庭の方は、地域差があるようですが、特に関東地方では切り替えが進んでいるようです。
携帯料金やガス料金、ガソリン等と含めた諸々の提案が多いのも、都市部で進んでいる要因だと思います。
さて、一方、「特別高圧」「高圧電力」はどうでしょうか?
基本的な料金の計算は次の通りです。
電気料金 = 基本料金(契約電力×基本料金単価)+電力量料金(使用電力量×従量単価)±燃料費調整(使用電力量×調整単価)+再エネ負担金(使用電力量×再エネ単価)
赤字の部分は、実際に使用した電力量に基づいて計算されるものです。
この分を見てみると、
燃料費調整という原油価格の変動に伴う、飛行機でいう「燃油サーチャージ」ですが、契約メニューにもよると思いますが、前年比約20%程度下がったと思います。
ただ、5月から再生エネルギー賦課金が上がりましたので、現在は前年比約85%程度と15%程度下がっている感じだと思います。
燃料費調整は少しずつ上がり傾向ですね。
さて、青字の部分はどうでしょうか?
今年の夏は、かなり暑かったため空調稼働率も高く、ピークカットも大変だったのではないでしょうか。
30分デマンドを抑止するために色々な手段を使ったことだと思います。
でも、電力の契約先を見直すだけで、数%の削減=コスト削減ができます。
まだ、一度も新電力の話を聞いたことがなければ、是非現在の電力会社管内を対象とする新電力会社に問合せすることをお勧めします。
変えないのは勿体無いです。
契約先を変えて、電力料金の入金先が変わるだけです。
品質や停電時の対応は、言うまでもなく、今までと変わりません。
東京電力・中部電力・関西電力管内の事業所の方は、当社までお問い合わせください。
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