電力量料金(使った量に対して課金される合計単価)の推移を見ていますが、
5月以外は、料金改定が無い限り、燃料費調整単価の変動しかありません。
通常は、各電力会社ともに月末に翌々月(11月末に1月分)に適用する燃料費調整単価が発表されます。
燃料費調整単価とは、
発電するのに使用されるものによって異なってきます。
現在は、火力発電が多いのですが、何で発電しているかです。
最近の、ガソリン単価はかなり安くなっていますが、
3か月間の平均単価で計算を行いますので、
少しずれが生じます。
また、ガソリンを使うわけではありませんので、若干推移も異なってきます。
各社、色々なエネルギーを使用していますが、主なものが異なりますので、
推移も変わってきます。
当社では、中部電力と沖縄電力を毎月チェックしていますが、
最近はかなり異なる状況となってきています。
2021年1月中部電力
一目瞭然、右肩下がり、下げ傾向です。
前月比で、約2.5%減です。
前年比で見ると、なんと19%前後の減少です!
2021年1月沖縄電力
じわじわと右肩上がりの傾向を示しています。
中部電力が下げ傾向ですので、その差が開いてきています。
とは言え、
前年比で見ると、約13.5%減少となっています。
他の地域の電力を利用することができませんので、
あまり他地域の料金を見てもと思われるかもしれませんが、
ただでさえエアコン稼働時間が長いため
経費の中でも、水道光熱費の割合が多いのと思います。
温室効果ガスの排出量削減
電力料金は、単価が下がれば、
同じ使用量であれば、当然下がることになります。
ただ、使用量が同じであれば
温室効果ガス排出量は同じとなります。
今、日本は、温室効果ガス削減に向けて加速して動き出しています。
使用量を削減は、
まず数値を見ること、
そして、
使用量の多い機器から節電・省エネを
対応を検討していくことをお勧めします。
業務用空調機・冷凍機の省エネのご相談は当社まで!
i-Mage.ブログ【Vol.0414】でした。