2010年以降の電力料金推移を見ていますが、
沖縄電力が2021年9月適用料金が
過去最高となるというデータが出ました。
過去最高という表現では良いイメージにもなりますが、
一番高いということになります。
契約内容によっても異なりますが
同じ契約での定点観測となります。
また、使っている量や契約料金(基本料金)
によっても異なってきます。
あくまでも、
使った量に対して課金されるものの合算単価の比較です。
(使った量×「合算単価」)
では、まずは中部電力から
中部電力 20210年9月
中部電力も上昇傾向です💦
高圧・低圧ともに
前年比103%超となっています。
つまり、昨年より高い!
ここ数年、9月も猛暑が続いています。
エアコンも高負荷での稼働も続きます。
悩ましいですね。
でも、実はまだ燃料費調整単価は
マイナス3円台後半です。
まだまだ想定の燃料費よりは
低いということです。
では、沖縄電力を見てみましょう。
沖縄電力 20210年9月
2010年1月以降の推移のグラフですが、
青線(業務用電力)
緑線(低圧電力)
2本とも右肩上がりで最高を示しています。
実は、沖縄電力も
燃料費調整単価はまだマイナスを示しています。
過去を見ると
2013年~2015年前半はプラスでした。
では、何故その時より高いのか???
そう、再生可能エネルギー発電促進賦課金の違いです。
これが上昇しているため土台が上がっています。
固定費変動費という見方をしてみると
固定費が上昇したというイメージです。
業務用電力で、
前年比約118%となっています。
夏場の電力使用量を抑制
夏場に電力使用量が上昇する理由は
エアコンや冷凍機の負荷が上昇することが
大きいと言われます。
運転時間も長くなり、
負荷も高い状態が続きますので
使用量が増加してしまいます。
この対策としては
高効率機器の導入という手がありますが、
かなりの費用がかかります。
また、機械である以上
定期点検・メンテナンスをしていても
経年劣化は起こってしまいます。
当社では、
これを解消するためのものを
ご提案しています。
運用でカバーできるものもあります。
勿論、
高い温度設定にしましょう!
使うのを我慢しましょう!
という提案ではありません。
快適性の維持は大切です。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
i-Mage.ブログ【Vol.0431】でした。