危険物と言うと、ガソリンスタンド等をイメージされる方が多いかもしれません。
確かに、ガソリンスタンドには、ガソリン等の石油製品が多量に保管・取り扱いされており、かなりの規制があります。
消防法では、
一般的に次のような性質を持った物品をいいます。
- 火災発生の危険性が大きいもの
- 火災拡大の危険性が大きいもの
- 消火の困難性が高いもの
そのような物品も保管をする必要がありますが、火災や爆発、有毒ガスの排出など、災害につながる危険性があります。
ガソリン等以外にも、工場で原料として使うものや、アルコール、動植物油類等、人が口に入れるものも含まれます。
一般家庭にもあるものですが、その量が一定量を超えた場合には、保管もかなり気を付ける必要がでてきます。
保管物品に合う消火設備等は必須ですね。
危険物を温度管理
危険物の中には、温度管理を行う必要があるものが多々あります。
一定の温度で管理する定温倉庫での管理が必要になってきます。
危険物の保管の場合、換気設備も必要になってきます。
以前、私が物流会社に在籍していた際に、定温倉庫内で危険物を保管しようと考え、消防の担当の方に相談させていただいたことがあります。
温度管理をしながら、外気を取り入れるということ
これは、常に冷凍機等の機器は動いた状態になり、夏場はかなりの負荷がかかることが考えられます。
取扱予定量から収入となる保管料・荷役料等を考え、負荷が増すことによる電気料金増加を考え、断念した経緯があります。
工場内の危険物定温倉庫
昨年、工場の敷地内にある危険物定温倉庫の冷凍機に省エネ提案をさせていただきました。
その危険物倉庫では、工場で使用する原料を保管していました。
面積としてはさほど大きくありませんが、夏場の負荷(冷凍機の稼働状況)はフル稼働でした。
最初から定温倉庫として考え、建設されていますので、遮熱断熱はかなり厳重に行われています。
それでも、猛烈な勢いで、室内の空気を外に出しています。排気が機械式で、吸気はそれに伴い換気孔から入ってきます。
また、危険物を扱うということで、万一機械の故障等で冷やせないと大変ですので、マルチで稼働させているということは珍しくありません。
危険物倉庫の冷凍機の省エネ
このように負荷が大きい冷凍機等の省エネ対策として、
TOP-Eco Fシリーズがあります。
冷媒の液化促進+過冷却機能を持ち、冷やし専門の設備の効果を発揮しています。
ご興味、関心がございましたら、お問い合わせ下さい。
i-Mage.ブログ【Vol.0418】でした。