各電力会社では、
毎月月末最終営業日を目安に
翌々月の燃料費調整単価が発表されます。
今月(令和3年2月)は、
28日までしかなく、
土日となりますので、
少し早い日付で(といっても月末ですが)
4月分適用の燃料費調整単価が出ました。
当社では、電力量料金の推移を見ています。
電気料金は、
基本料金と使用量に応じた電力量(従量)料金がありますが、
その使用量に関わる全ての単価の合計の推移です。
事業所所在地のある中部電力と
他地域と電力融通ができない沖縄電力
この2箇所を見ていきます。
中部電力 電力量料金
日付が2021/1となっていますが、最後は2021/4です。
大きく跳ね上がっているのが分かります。
それでも過去5年間を見ると低い(=安い)のですが、
今後の上昇が気になるところです。
前年比では、88%強です。▲11~▲12%という感じです。
前月比では、4%強の上昇です。
2021(令和3)年1月を底に上昇傾向です。
沖縄電力 電力量料金
沖縄電力は、横ばい少し上昇傾向となっています。
前年比では、中部電力同様、88%強です。▲11~▲12%という感じです。
中部電力と高圧の同じような契約のもので比較すると、
121%となっています。
つまり、20%程度高い状態ということです。
金額にすると、1kwh当たり2.8円高い
浜松市では、昨年国内最高気温を記録しましたが、
沖縄県は通年で考えると気温が高く
空調・冷凍設備の稼働時間が長く、負荷も高めです。
ということは、電力料金でいう使用量も多いということになります。
料金=使用量×単価ですので
そのいずれも高いということは…
業務用空調機、冷凍機の省エネ提案をしています。
当社までご相談下さい。
i-Mage.ブログ【Vol.0421】でした。