デマンド値

電力会社との契約内容によりますが、このデマンド値の1年間の最高値が契約電力となります。

普段50kwの使用でも、100kwが1回出ると、1年間は100kwが契約電力となります。

 

デマンド値とは、使用した電力を30分毎に計量した値です。

つまり、30分間に以上に負荷が掛かって、消費電力が上がると、その後1年間の料金が高止まりします。

 

 
この、イメージ図の場合、どれが一番30分デマンド値が大きいでと思いますか？

 

 

 

それは、

全部同じです^^

毎時ごとの0分～30分、30分～60分の30分間の電気使用量からもとめた平均使用電力です。

面積で考えると分かりやすいかもしれませんが、イメージ図に示したものは全て面積が同じですので、全て同じです。

このため、デマンドを監視する装置をつけて、デマンドの設定値以上になるとアラームを鳴らしたりして、空調機などを強制停止させるという荒業を行っているところもあるかもしれません^^;

個々の装置で監視していれば良いのですが、全体で把握しているケースが多いと思います。

また、停止・起動を繰り返すと、機器に良い影響を与えないだけでなく、起動時にかなりの負荷がかかることとなります。